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林 君夫; 井川 勝市
JAERI-M 82-109, 26 Pages, 1982/09
第1次、第2次OGL-1燃料体の黒鉛スリーブ中の核分裂生成物の拡散放出挙動を調べるため、Fickの法則に基づいて、計算プログラムFPDRを作成した。濃度分布の実測値と計算値を比較することによって、第1次燃料スリーブ中のSrの拡散係数は(2~5)10m/sと評価された。同じく、第2次燃料スリーブ中のCs、Srの拡散係数は、各々、~110m/s、またはそれ以上、及び、10m/sと評価された。2次燃料スリーブからのSrの放出は無視できる。Csの放出量は、もし、その拡散係数が10m/s以上ならば、拡散係数に対して直線的に増加するが、蒸発パラメータの値には実際上依存しない。